―☆ オアシス ☆― 2017.6.4

 ペンテコステの語源は、文字通り50番目(ペンタはギリシア語で"5"アメリカの通称「ペンタゴン」という建物が5角形であることを思い起こすとわかりやすいでしょうか)、つまりイースターから数えて50日後の日という意味です。
使徒言行録2章では、この日が「五旬祭」となりますが、突然弟子たちの上に聖霊が下り、「炎のような舌」が現れた、これがペンテコステの出来事であったと伝えます。
また、ペンテコステ、聖霊降臨節の典礼色が「赤」とされるのは、「炎のような舌」のイメージからであるといえます。
 
 ところで、ペンテコステにちなんだ絵画を探したところ、最も有名なのがエル・グレコの『聖霊降臨』だといわれています(左の絵画)。
元々、エル・グレコは「引き伸ばされた人体構造」を画くことで有名な画家だそうで、確かに「聖霊降臨」の驚きと感動が、手の長さや体のうねりで表現されているように感じます。
神さまは私たちに聖霊によって、「生きる」感動をもたらしてくださっています!(岡田いわお)