「旧約聖書を学ぶ会」が行われました。
6月8日の「旧約聖書」を学ぶ会では、エレミヤ書の概観について担当者から紹介がありました。
「聖書時代史―旧約篇」 (岩波現代文庫)などを参考に、エレミヤがヨシヤ王の宗教改革により廃止された地方の祭司であったことや、マナセ王時代に偶像崇拝がなされるようになったことが召命つながったこと、王の偉大さを称える宮廷預言者などの偽預言者がいて、民衆からは敵視されていたこと、また、イスラエルはこの頃に周辺諸国を通じて世界を知り、自国以外を強く意識するようになったことなどを学びました。