「バイブルクラス」が行われました。
Bible class on Saturday, May 3, 2014
5月3日(土)のバイブルクラスの出席者は3名でした。
G.W.中ということもあり、少し寂しいバイブルクラスでしたが、この日も"The Message"から教えられた御言葉は沢山ありました。
その中のいくつかをお伝えします。
聖書の箇所はマタイによる福音書の12章15節以下です。
l 最初の小見出しは、15-21"In Charge of Everything"「すべてを担う人(イエス)」です。
イエスは律法学者やパリサイ人たちちが、イエスを捉え殺そうと企んでいることを察知して、一旦居所を移しますが、大勢の群衆がイエス付き従ったと記されています。
そこでもイエスは群衆たちを癒し、そして教えました。
また、イザヤの預言を引用して、自らがその救い主であることを証しし、ご自身の使命とその行動あり方を語ります。
それは、イエスを拒絶し、捉え殺そうと企む、律法の下で権威を振りかざす輩とは真逆の性質のものです。
Look well at my handpicked servant;
I love him so much, take such delight in him.
I've placed my Spirit on him;
he'll decree justice to the nations.
But he won't yell, won't raise his voice;
there'll be no commotion in the streets.
He won't walk over anyone's feelings,
won't push you into a corner.
Before you know it, his justice will triumph;
the mere sound of his name will signal hope, even
among far-off unbelievers.
(The Message)
「見よ、わたしが選んだ僕、わたしの心にかなう、愛する者。わたしは彼にわたしの霊を授け、そして彼は正義を異邦人に宣べ伝えるであろう。
彼は争わず、叫ばず、またその声を大路で聞く者はない。
彼が正義に勝ちを得させる時まで、いためられた葦を折ることがなく、煙っている燈心を消すこともない。
異邦人は彼の名に望みを置くであろう。」
(口語訳聖書)
l 次の小見出しは22-37"No Neutral Ground"「中立地帯はどこにもない。」です。
ここでイエスは許される罪とそうでない罪、すなわち永久に裁かれる罪がどのようなものかきっぱり断言されてます。
30. "This is war, and there is no neutral ground. If you're not on my side,
you're the enemy; if you're not helping, you're making things worse.
31-32 ."There's nothing done or said that can't be forgiven. But if you
deliberately persist in your slanders against God's Spirit, you are
repudiating the very One who forgives.
If you reject the Son of Man out of some misunderstanding, the Holy Spirit
can forgive you, but when you reject the Holy Spirit, you're sawing off the
branch on which you're sitting, severing by your own perversity all
connection with the One who forgives.
(The Message)
30.これは戦争である、そしてそこには中立地帯など存在しない。もしあなた方が私の側にいなければあなた方は敵だ。
もし協力しないならば、あなた方は事態をより悪くする。
31-32..行いや言動の過ちで、許されないものは無い。
しかし、あなた方は神の聖霊に反して、あなた方の誹謗中傷に固執するならば、あなた方は大切な赦しを与える方(神)を拒絶していることになる。
その直後に続く聖句も普遍的な物事の価値判断や評価する際の要点となる、非常に示唆に富んだ御言葉だと思います。
33. "If you grow a healthy tree, you'll pick healthy fruit. If you grow a
diseased tree, you'll pick worm-eaten fruit. The fruit tells you about the
tree.
(The Message)
33.木が良ければその実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木の良し悪しは、その結ぶ実で分かる。
(新共同訳聖書)
l その次の小見出しは" Jonah-Evidence"「ヨナの証明」です。
宗教学者やファリサイ人らはその後も執拗にイエスに食ってかかり、ついには『奇跡の証明を見せろ!』と言い出します。
この場面でもイエスは、旧約の事例を複数用いて敵対する輩に断固対抗します。また同時にご自分には神から賜った権威があること、
そして死人の中から三日目に復活されることを予告しています。
38. Later a few religion scholars and Pharisees got on him. "Teacher, we
want to see your credentials. Give us some hard evidence that God is in
this. How about a miracle?"
39-40. Jesus said, "You're looking for proof, but you're looking for the
wrong kind. All you want is something to titillate your curiosity, satisfy
your lust for miracles.
The only proof you're going to get is what looks like the absence of proof:
Jonah-evidence. Like Jonah, three days and nights in the fish's belly, the
Son of Man will be gone three days and nights in a deep grave.
(The Message)
38.すると、何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、「先生、しるしを見せてください」と言った。
39. イエスはお答えになった。「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。
40. つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。
(新共同訳聖書)
l 今日最後の小見出しは" Obedience Is Thicker than Blood"「神に従うことは血縁関係よりも濃い」
48-50 Jesus didn't respond directly, but said, "Who do you think my mother
and brothers are?"
He then stretched out his hand toward his disciples.
"Look closely. These are my mother and brothers.
Obedience is thicker than blood.
The person who obeys my heavenly Father's will is my brother and sister and
mother."
イエスは...云った。「あなたは私の母や兄弟を誰だと思っているのか?」
それから彼・キリストは弟子たちの方に腕を伸ばした。
近くで良く見なさい。これらが私の母親と兄弟です。
神に従うことは血縁関係よりも濃い。
私の天の父の御心に従う人は、私の兄弟・姉妹そして母親なのだ。
今回のマタイによる福音書12章も、イエスの反対勢力をも巻き込んだ革新的な教えと、多くの信じる人々に対するイエスの癒しと救いの実践を学びました。
次回バイブルクラスは5月17日(土)午後3時から教会会館で開催されます。聖書の箇所はマタイによる福音書13章を予定しています。
Bible Gateway:
http://www.biblegateway.com/passage/?search=Matthew+13&version=MSG