―☆ オアシス ☆― 2017.5.21

気が付けばもう5月も後半に。「最初」という慌ただしさの中にありつつ、やはり新緑の眩しさに癒されるものでもあります。
といいつつも、これまで私はこの時期があまり好きではありませんでした。
男鹿では4月、5月というと、やっと厳しい冬から解放されて「春が来た」という安心感がある、と多くの人が感じるようでしたが、私はどちらかといえば雪で覆われてその中で、静かに、ゆっくりと過ごすというのも癒されると思っていましたから、むしろ雪が解けて、というのは解放というより、さあ(無理してでも)がんばらなくちゃ!というある意味強制感を思うこともありました。
それにしても特に秋田にいて「冬の方が好き」と私がいうと面白いもので決まって二通りの反応に分かれます。
一つは「この人変わってる」もう一つは「東北の冬の厳しさがわかっていない」。
東北の冬の厳しさも一つの「楽しみ」と考える「変わった」人もこれまた「多様性」だと思うのですが・・・。
(岡田いわお)