「主がお入り用なのです」★
マタイによる福音書21章1節から7節はイエス様のエルサレム入城。
ロバと子ロバを連れて来る様に命じられる二人の弟子たち。慌てるであろう村人を思い、戸惑ったことでしょう。
"主がお入り用なのです"この言葉を示され、勇気を持って出かけ、ロバたちを連れ帰ったことでしょう。
民衆のホサナ、ホサナの声の中、小さなロバにご自分を託し、エルサレムに入られるイエス様。
その途上、12人の弟子たちだけを呼び寄せ、十字架の死と三日目の復活を予告されたイエス様。(同20章17節~19節)
そのことの起きるエルサレム。
またイエス様御自身、神より"お入り用"とされることの確認そのものであったのかと思えます。
御誕生からこの日までのイエス様の生き方の思いをあらためて受け止め、私たち一人ひとりを主が"お入り用"とされていることを、感謝のうちに噛みしめ、この週を過ごし、喜びのイースターを迎えたいと願っています。
(信徒 山本良子)