「相撲部屋のクリスチャン」
相撲の町に建つ本所緑星教会の信仰の友のひとりに床文の越野仁志さん(錣山部屋床山)がいる。
いつも「番付」が送られてくるが、今回は夏場所の「番付」と一緒に二人の力士の「引退襲名披露大相撲」の案内が届いた。
同封の個人誌「道しるべ」に、「襲名披露」の案内に写っている一人の力士について
「毎日、立田川親方の髷を結うのが楽しくて仕方がありません。」とあった。
旧約聖書に「その労苦によって楽しみを得させられる。」という一文がある。
床文である彼が「髷を結う」働きは「労苦」を超えた「楽しみ」となっている。
クリスチャンである彼は相撲界における信仰の証人と言えるであろう。