バイブルクラスが行われました

 

Bible class on Saturday, 1 November, 2014


 


今日の例会は3名の出席者でした。いつもに参加してくださっている方のお一人が体調を崩され欠席でした。今は季節の変わり目で日々気温の変化が激しいので、体調管理には特に気をつけたいと思います。


さて、今日はマタイによる福音書の19章を学びました。The Messageのマタイ19章は、Divorce:「離婚について」とTo Eternal God's Kingdom:「神の国に入るには、...」の二つのテーマで構成されています。


今回のレポートは、「神の国に入るには、...」の箇所の中でイエスが金持ちの青年と問答をしている場面から、イエスの教えの核心とも云えるキーワードを見つけましたので(英文の御言葉の下線部分)、その箇所前後の御言葉と大切と思われるな気付き等について記します。


 


To Enter God's Kingdom


 16 Another day, a man stopped Jesus and asked,
"Teacher, what good thing must I do to get eternal life?"


17 Jesus
said, "Why do you question me about what's good? God is the One who is good. If you want to enter the life of
God, just do what he tells you."


18-19 The man asked, "What in particular?"


Jesus said, "Don't murder, don't commit adultery, don't
steal, don't lie, honor your father and mother, and love your neighbor as you
do yourself."


20 The young man said, "I've done all that. What's left?"


21 "If you want to give it all you've got," Jesus replied, "go sell your
possessions; give everything to the poor. All your wealth will then be in
heaven. Then come follow me."


22 That was the last thing the young man expected to hear. And so,
crestfallen, he walked away. He was holding on tight to a lot of things, and he
couldn't bear to let go.


23-24 As he watched him go, Jesus told his disciples, "Do you
have any idea how difficult it is for the rich to enter God's kingdom? Let me
tell you, it's easier to gallop a camel through a needle's eye than for the
rich to enter God's kingdom."


16節の金持ちの青年の問い(「先生、私は永遠の命を得るためにどんな良いことを為さねばなりませんか?」)に対する17節のイエスの回答は、何か唐突な違和感を感じさせます。


青年は永遠の命(神の国に入る)ための「良い行い」をイエスに訊いているのに、イエスの回答は「神こそが唯一の良い方である。」...?!すこし的外れな答えのようにも思えます。


しかしここにこそ、この金持ちの青年が求めている永遠の命、神の国に入るための真理が啓示されていると思います。同時にイエスは金持ちの青年に対して、青年の云う(自称)「良い行い」について実は戒めているのです。


永遠の命も神の国もそれらに至ることの決定権者は神お一人です。また、永遠の命や神の国は、私たちのこの世の行いの対価なのでしょうか? この青年は永遠の命や神の国を少し過小評価しているか、あるいは自分を過大評価し過ぎているように思えます。


また同時に、今日のバイブルクラスのもう一つの重要な気付きは、私を含むクリスチャンの多くはこの金持ちの青年と五十歩百歩ではないかということです。


「私は、毎週日曜日に教会に行って礼拝に出席しているから...」、「...、献金しているから...」、「...、社会問題や社会正義に関心があるから...」、「...、貧困者や災害の支援の活動をしているから...」その他多くの「良い行いをしているから...」等々、実は私たちはこの世の救いに過度に固執してしまっているように思います。今一度、私たちは焦点を天にいます唯一の良い方・父なる神様に合わせなければと強く感じました。


次回は1115日(土)、マタイによる福音書の20章を学びます。