「花」を論じる王様
JR両国駅近く、しかも、国道14号の道路沿いの花屋さんに、バザーポスターが貼られた。多くの通行人、ドライバーの目にとまるだろう。うれしい、感謝である。
花屋さんの花は手入れがなされいつもきれい咲いている。「売り物」だから当然と言えば、それまでのこと。
ところで、聖書の中にただ一か所、植物の研究をした王様が登場する。イスラエル2代目のソロモン王。「彼が樹木について論じれば、レバノン杉から石垣に生えているヒソプにまで及んだ。」(旧約聖書列王記上5:13)王様は研究を踏まえて手入れをされたのだろう。
イエスは「野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく、栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾っていなかった。」と神のみ手による手入れがなされている花について語っている。イエスは続けて「あなたがたにはなおさらのことではないか」と言われる。
よく、手入れをされている「花」を見るたびに、わたしたちは自分を重ねて見ることが大切だと思う。