タビタ会のご紹介

当初、青年会の若返りの為に、分離独立した「働く女たち」の会です。
現在10名程で活動しています。「タビタ」とはヘブル語で「憐み深い女」の意、新約聖書(使徒言行録9:36~42)に出てくる女性の名です。ギリシャ名は「ドルカス」(カモシカの意)。当時最も貧しい階級である「やもめ」たちに、衣類を作って施していたキリスト者である彼女もまた、「やもめ」であったと思われます。病いで死に、「タビタ クミ」(タビタよ、起きなさい!)と言うペテロ(イエスの弟子)の祈りにより、甦った女です。

会の結成から長年、「女性の視点から」「反差別の視点から」聖書を読む活動を続けてきました。
2012年は2011年3・11東日本大震災及び福島原発事故問題への関心から、原発事故報道の問題点について、『検証‐福島原発事故・記者会見』日隈一雄著(岩波書店)を学びました。2014~5年は『聖書時代史 旧約篇』 山我哲雄 著を学びました。2016年は『聖書時代史 新約編』 佐藤研 著を学びます。
また、年に1回、近隣の宿泊施設に移動して、一泊研修会を行います。寝食を共にし、学び合い、親しい交わりを深めています。

[タビタ会][63]